症例集
ウニクス秩父歯科で治療を受けられた患者様の症例集です。
歯周病その6(歯周外科)
前回歯周病の治療(初期治療)について説明しましたが、重度な歯周病の患者さんは、前回までに説明したような方法では、歯周病菌が除去しきれない場合があります。その場合歯周外科という治療を行っていくようになります。しかしこの治療は患者さんによっては、「やりたくない」という方もいますので、症状が安定していれば定期的に経過を見ていくという治療(SPT)を行っていく場合もあるので、患者さんと相談してきめていきます。
・歯周外科
前期説明したような初期治療では、歯ぐきの深い位置の汚れを除去していますが、これでも取りきれないような汚れに対して歯ぐきを開いて汚れを取ったり、歯周病でなくなってしまった骨を再生させたりするために行っていく治療です。
FOP
歯ぐきを開いて、深いところにある汚れ(歯周病菌)を除去します。
エムドゲイン
歯周病で骨がなくなってしまったところにエムドゲインというたんぱく質を塗布し、骨を再生させます。
このような歯周外科を行い、完全に歯周病菌を除去し歯ブラシを行いやすく、歯周病に再感染しにくい環境を作っていきます。
前にも述べたように歯周外科はとても重要な治療ですが、あくまで患者さんとの相談のうえ行っていきます。
次回は歯周病の治療後の管理と治療に伴う偶発症について説明します
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