症例集
ウニクス秩父歯科で治療を受けられた患者様の症例集です。
静脈鎮静を用いたインプラント治療
患者さんは物が噛めないことを理由に来院しました。
インプラントを希望していましたが、治療を行うときに緊張して血圧が上がってしまい、それが原因でいままでインプラント治療ができませんでした。
初診時
上顎 下顎
上下顎とも歯がないため、噛めない状態でした。
当医院では、私が歯科麻酔認定医であるため静脈鎮静(点滴をからリラックスするお薬を投与し眠っている状態で処置を行う)を行い
患者さんにリラックスする麻酔をかけることができるため、インプラントの処置が行えます。
血圧
向かって左が緊張で血圧が上がっている状態です血圧が200ぐらいになってしまいます、右は静脈鎮静でリラックスしている状態の血圧です。120程度に落ち着いています
術後
上顎 下顎
(歯の上の黒っぽいところはインプラントのネジ穴です、当医院はメンテナンス性の良いネジ方式のインプラントを用いております。)
合計9本のインプラントを埋入しました。
患者さんは、何でも食べられるようになって大変喜んでいました。
当医院には、歯科恐怖症や、インプラント治療が他院で断られた患者さんなどが来院し、静脈鎮静などで治療を行い噛めるようになっていただいております。
国際疼痛学会inミラノ
8月30日~9月4日までミラノで開催された国際疼痛学会で発表をしてきました。
現在大学の麻酔科に所属しているため、そこで行っている研究の発表をしてきました。
日本からもたくさんの麻酔医が発表しに来ていました。
会場はとても広くて各国からたくさんの人が来ていました。
僕の発表は、鎮痛剤と脳波についてです。
発表後のディスカッションの様子
学会が終わったご褒美
国際学会は、世界中のドクターの話が聞け、とても良い刺激になりました。
ドイツでの麻酔学会
9月20日から25日までドイツのハンブルグで行われた、ヨーロッパ疼痛学会で、発表をしてきました。
私は、現在大学の麻酔科に所属しており、そこの教授と私と後輩とで行っている研究を発表しに行ってきました。
ドイツのハンブルグは、ドイツで2番目に大きい都市です、街並みがとてもきれいで、近くにはリューベックという世界遺産に登録されている町もあります。
ハンブルグとリューベックの街並み
ハンブルグ中央駅
学会会場はとても広く世界各国の麻酔科医が来ていました
私もポスターを作成して発表しました、ちなみに内容は、全身麻酔科で鎮痛薬を投与した際の、脳波の研究です
発表後は、ドイツ名物のビールとソーセージを食べに行きました
研究した内容を発表することで、新しい発見があったりしてとても勉強になりました。
無痛治療(静脈鎮静)
静脈鎮静法という言葉は、歯の治療において聞きなれない言葉だと思います。
静脈鎮静とは、「歯の治療がとても怖い」とか「治療を受けていると"おぇっ"となって気持ちが悪い」とか「インプラント治療はやりたいけど手術が怖い」などといったような患者さんに、行う方法で、簡単にいうとほぼ眠ってしまっているうちに治療が終わってしまうため、全く治療中の苦痛がないといった方法です。
安全性も高く、治療が終われば、すぐに目が覚めるため、治療後はすぐに帰ることが可能です。
都内の大学病院でも行われている方法で、当医院でも、静脈鎮静を行った患者さんの評判はとても良いです。
詳しくは、ホームページをご覧ください。
無痛治療
当医院では、麻酔をする際に、高濃度の麻酔薬のジェルを塗布し、そののちに、少量ずつ麻酔を行ないます。この手技により無痛麻酔が可能になります。受診された患者さんからは「痛くない」とか「どうやって麻酔をやっているの?」などと質問がきます。
特別なことではないのです。通常の麻酔を痛くないように行っているだけです。
さらに恐怖心が強い患者さんには静脈鎮静という手法があります。詳しくは、ホームページの歯科恐怖症の項目を見てください。
麻酔科
先日、診療中に突然、「1階のショッピングセンターで人が倒れたから来てほしい」とウニクスの支配人に言われ、生体管理モニター・酸素・人工呼吸用のバッグを持って駆けつけました、患者さんは、意識があり、呼吸、脈ともにあったため、回復体位(横向き)にさせて酸素を投与し救急隊が来るのを待ちました。すぐに救急隊が到着したため、そのまま医院に帰ってきました。実は私は、日本救急医学会の認定インストラクターなんです。
以前にも1度同じようなことがありました。ウニクスは、救急車がすぐに到着してくれるので安心です。
まだまだ寒いですが、皆様、体調管理にお気をつけください。
酸素 モニター 輸液セット
バックバルブマスク(人工呼吸用)