症例集
ウニクス秩父歯科で治療を受けられた患者様の症例集です。
インプラント学会
9月17日~19日まで北海道の札幌で、日本口腔インプラント学会がありました。日本で一番大きなインプラントの大会です。世界各国からインプラントの研究者やドクターが集まり、症例の検討や、ディスカッションを行ったり、さまざまなメーカーが最新医療機器の紹介をします。
学会で大きく取り上げられてたのは、longevity(ロンジェビティ)です。longevityとは患者さんのインプラントがいかに長く安定した状態でいるかということです。
現在インプラントが大変普及していますが、せっかく入れたインプラントがすぐにダメになってしまうのでは意味がありません。メンテナンスのしやすさや、患者さんの加齢によるお口の中の変化にいかに対応できるかといったところまで考えてインプラント治療を行わなければいけません。
そのためには、患者さんのお口の中全体の状態の把握や、対応しやすいインプラントの選択(インプラントは現在たくさんのメーカーから様々な種類のインプラントがでております)が重要になります。
インプラント学会への参加は、世界の最先端の技術や知識を学ぶことができ、とても有意義でした。
インプラントを利用した入れ歯
インプラントは、治療のバリエーションがとても多く、様々な患者さんの希望にそった治療が行えます。
インプラントと特殊な入れ歯(コーヌス)を組み合わせて、患者さんがとても満足した例を紹介します。
下の入れ歯が合わなくて、ものが噛めないことを気にして来院された患者さんです。
正面
下あご
下の奥歯がなく前歯の歯並びもよくありません。
今回は、インプラントとコーヌス義歯という特殊な義歯を組み合わせて治療することにしました。
奥にインプラントを2本入れて、前歯は形を整えて土台にします。
下あご
そこにコーヌス義歯という特殊な義歯を入れます。
コーヌス義歯(全部白い歯で作ることもできます)
義歯を入れたところ
従来の義歯とは違い、違和感もなくなく動いたりもしないため、なんでも食べられます。
向かって右側が治療後です。
術前 術後
このようにインプラント治療には様々な方法があり、患者さんの希望に応じて治療を行うことができます。
インプラント無料相談会
NPO法人埼玉インプラント研究会のボランティア事業としてインプラントの無料相談会を9月5日(日)に行いました。
インプラントの概要や、患者さんの悩みなどについて専門医が相談を受けるというものです。当日は、様々なお悩みやご相談がありとても充実していました。少しでも患者さんのためになっていれば良いと思っております。
現在インプラントがとても普及していますが、きちんとした治療や説明が不足していると思います。今後もこのような行事を行い
安全で安心なインプラント治療が普及すればよいと思っております。