症例集
ウニクス秩父歯科で治療を受けられた患者様の症例集です。
歯周病その3(歯周病を進行させる因子)
前にも説明したように、歯周病の原因は、歯周病菌という細菌です。
しかし、歯周病の進行には、個人差があり重度の歯周病に進行している人もいれば、あまり歯周病のケアをしていないのに進行していない人もいます。なぜでしょう?
それは、歯周病には、進行を早める因子(原因)があり、それによって歯周病の状態に差が出ているのです。
・喫煙
喫煙をしていると血管が収縮し、血流が悪くなります、それによって、歯ぐきへの栄養供給がうまく行えなかったり、老廃物の除去が行いずらくなり歯周病が進行しやすくなります。
・咬合性外傷(不正な噛みあわせ)
噛み合わせが悪かったり、歯ぎしりなどをしている人は歯や歯を支えている周辺の組織に余計な負担がかかり、歯周病が進行しやすくなります。
・不適合なかぶせ物
かぶせ物のふちがしっかりと会っていないと、そこに汚れがたまりやすくなり、歯周病が進行しやすくなります。
・歯列不正
歯並びが悪いと、ブラッシングがとても難しくなり、歯が重なってしまっているところなどに磨き残しが出てしまいます。
・免疫の低下
その他、ストレスや糖尿病、加齢などで免疫力が低下すると歯周病が進行します。実はこの免疫が歯周病にとってかなり重要な要因なのです。
次回は、歯周病の検査と治療について説明します。
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